しゃっくりは人にうつる？

しゃっくりの止め方のひとつに「人にうつす」という方法があると言われています。
風邪をひいたときに人にうつすと治るという迷信や、あくびがうつるという話はよく聞きますが、しゃっくりも同じようにうつることがあるのでしょうか？

調べてみたところ、しゃっくりはうつらないと考えられているようです。
しゃっくりとは横隔膜が痙攣している状態のことで、横隔膜が何らかの刺激を受けたときなどに起こり、意図的には出すことはできないと言われています。
要するに個人の体調に関係しているということです。

一方であくびは眠いときや疲れたときの他、空気中の酸素濃度が低いときなどに起こります。ですので、似たような生活習慣を送っている人が同じ室内にいるときなどは、皆があくびをしやすい状態と言えるでしょう。
例えば給食のあとの授業中などです。誰かのあくびをきっかけに、皆が我慢していたあくびを一斉にするため、あくびが伝染したように感じるのです。

このあくびの例と同じように考えると、もしかしたらシャックリもうつったように感じるケースがあるのかもしれません。
しゃっくりの原因については別のページでご紹介したように、次の様なことが挙げられます。

食事やお酒を過剰に摂取したとき
辛い物や熱い物を摂取したとき
爆笑したとき

これらはしゃっくりの原因のほんの一部ですが、たとえば誰かと一緒にお酒をたくさん飲んだときや、辛い食べ物と食べたとき、大爆笑をしたときなどは、お互いにしゃっくりが出る可能性があります。
こういったケースのときに、しゃっくりがうつったと感じてしまうのかもしれませんね。

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