しゃっくり エボラ

しゃっくりはエボラ出血熱の初期症状

西アフリカなどで猛威を振るっている「エボラ出血熱」。
この病気の流行を知る手がかりになったのが意外にも「しゃっくり」だというのです。

 

エボラ出血熱の症状には発熱・嘔吐・下痢などがありますが、これらの症状は他の病気にも起こるので診断が難しいといいます。
ですが、西アフリカの患者の多くがしゃっくりをしていたことから、今回流行している病気がエボラ出血熱だと気付く手がかりになったのだとか。

 

日本は大丈夫?

エボラ出血熱の感染は今のところ日本では確認されていません。
もし、しゃっくりが止まらないようなことがあったとしても、西アフリカなどへ行ってない限り、エボラにかかっていると心配する必要はないと思います。
ただし、今後日本でエボラ感染者が現れたら話は別です。

 

エボラ出血熱の感染経路

エボラ出血熱は空気感染や飛沫感染(ひまつかんせん)はしないそうです。

 

感染経路は、エボラに感染している人や動物の血液および体液を触り、ウイルスが体内に入ってしまうことにより感染します。
とくに血液に関しては感染力は強く、注射器の針刺し事故で100%感染するといわれています。

 

エボラ出血熱に感染すると、最初は嘔吐・腹痛・目の充血・しゃっくりなどの初期症状が現れ、その後、発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛などの症状が出始めます。
重症化すると歯ぐきや鼻からの出血・吐血・下血などの出血症状が起こり、最終的には全身の毛細血管から血液が漏れ出しショック死するそうです。

 

死亡率50〜90%と非常に高い病気です。怖いですね。

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