しゃっくり 横隔膜 弱い 鍛える

しゃっくりは横隔膜が痙攣している状態のことです。
横隔膜とは肺の下側に位置する胸とお腹を分ける薄い筋肉で、肋骨の裏側に付着しています。

この横隔膜の筋力が弱いとしゃっくりが出やすいと言われています。
小児科医の話によれば、赤ちゃんや子供は大人に比べて横隔膜が弱いためしゃっくりが出やすいのだそうです。
ということは大人でも横隔膜が弱い人はしゃっくりが出やすいと言えるのではないでしょうか。

そこでこのページでは横隔膜を鍛える方法をご紹介したいと思います。
実際にしゃっくりを止める効果があるかは不明ですが、横隔膜を鍛えると呼吸が深くなり健康にも良いのでやってみる価値はあるでしょう。

横隔膜を鍛えるおすすめの方法は腹式呼吸です。
通常の呼吸は胸式呼吸といって肋骨を広げるように呼吸をします。
これに比べて腹式呼吸はお腹を膨らませたりへこませたりすることで、横隔膜を上下に動かして呼吸する方法です。

それでは腹式呼吸のやり方をご説明します。

1. まずは鼻から息を吸って、それと同時にお腹を膨らませていきます。鼻から吸った空気で肺がいっぱいになり、横隔膜が下に押し下げらます。その影響で臓器が下にさがりお腹が膨らむという原理です。

    

2. 次に口から息を吐き出します。このときのポイントは深く吐き出すことです。空気を全部出し切るイメージで限界まで吐き出そうとすると、お腹が自然にへこんでいきます。このときに横隔膜は上に持ちあがっている状態なので、それも意識できると良いでしょう。

最初は仰向けに寝そべって、お腹に手を重ねて行なうとやりやすいと思います。
ポイントは息を吐ききること。そうすれば自然と深い呼吸ができるようになるでしょう。

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