ひゃっくりは方言？しゃっくりの語源や正式名称について
「しゃっくり」のことを「ひゃっくり」という人も多いですが、いったいどちらが正しいのでしょう？
一応、正解は「しゃっくり」ということになっています。
では、なぜ「ひゃっくり」と呼ばれるようになったのでしょうか。
それに関しては以下のような説があります。
- 甲州弁（山梨県の方言）では「しゃっくり」を「ひゃっくり」と言う。
- しゃっくりが出るときの「ヒック」という音から「ひゃっくり」と呼ばれるようになった。
- １００回繰り返すから「ひゃっくり」と呼ばれるようになった。
しゃっくりの語源や正式名称について
しゃっくりの語源は、くりぬくという意味の「さくり」という言葉だそうです。
しゃっくりをするときのお腹がくりぬかれたような感覚から「さくり」と呼ばれるようになり、それが「しゃっくり」に音変化したそうです。
また、声や息を吸い上げるようにして泣くことを「しゃくりあげる」や「しゃくり泣き」と言います。これはしゃっくりが音便化された言葉です。
ちなみに、医学用語では「しゃっくり」のことを「吃逆」と呼びます。読み方は「きつぎゃく」です。
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